2011年6月20日月曜日

大日本帝国陸軍の道


伝染する無責任体質 今も「仮免」のまま

2011.6.19 18:00 (3/3ページ)岡田浩明の永田町便り
 「菅内閣の震災・原発対応は、日本を破滅に導いた大日本帝国陸軍の道と同じように思えてならない。情報は隠蔽する、公開が遅い。ある大将は『知らん』といい、中将も『知らん』。そしてトップまで『知らん』という。壮大なる無責任体制だ」
 震災前、首相は節目となる就任半年が経過した昨年12月12日、都内で開いた自身の後援会会合で、「これまでは『仮免許』だったが、これからが本番。自分の色を出していきたい」と決意を語った。その後、大震災という国難に、首相として政権運営を任されていることを「宿命」と断言したが、人命を守らない口先だけの震災対応を見る限り、いまだに「仮免許」のままのようだ。
 そして今、早期退陣論が吹き荒れる中、政策課題への意欲を小出しにしては延命に固執する首相。29日に首相は在任387日に達し、森喜朗元首相と並ぶ。10年前、与党の退陣圧力に屈した森氏だが、歴史は繰り返されるのか-。

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