事故のあらまし
平成23年(2011年)3月11日、東北地方太平洋沖地震とその後の津波によって、東京電力㈱・福島第一原子力発電所で事故が起こりました。
発電に使われた燃料からは高温の熱が発生するため、通常は運転停止後に原子炉内の水を循環させるなどして冷却しています。また、発電で使い終えた燃料(使用済燃料)も、しばらくは高い熱を出すためプールに貯蔵し、水を循環させて冷却しています。
地震と津波によって、こうした冷却に必要な電源と装置の機能が失われたことから、燃料が溶融し、さらに水素が発生して1、3、4号機で水素爆発が起こりました。これにより原子炉建屋などが破損し、放射性物質が大気中に放出されました。
※ 原子力災害対策本部資料「原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書―東京電力福島原子力発電所の事故についてー」(平成23年6月)より作成
東北地方太平洋沖地震の概要
発生日時: | 2011年3月11日(金) 午後2時46分頃 | |||||||||||||
発生場所: | 三陸沖(北緯38度、東経142.9度) 震源の深さ24km(暫定値) | |||||||||||||
マグニチュード: | 9.0 | |||||||||||||
各地の震度: |
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