2012年7月21日土曜日

被曝(ひばく)線量の偽装工作


東京電力福島第1原子力発電所の事故処理作業で、下請け企業が作業員の被曝(ひばく)線量を少なく見せかけるために線量計を鉛のカバーで覆っていた疑いがあることが21日分かった。厚生労働省は同日、関係先に立ち入り調査し、関係者から聞き取り調査を始めた。同省の担当者は「事実であれば厳正に対処したい」と話している。
 厚生労働省は労働安全衛生法に基づく省令で、事業主に対し、原発の復旧に当たる作業員の被曝線量の測定や、上限の順守を求めている。
 東京電力によると、問題があったと疑われている作業は、福島第1原発で発生した高濃度汚染水の処理装置の一つである「淡水化装置」のホースの凍結防止対策工事。東電が電力設備工事会社の「東京エネシス」に発注し、福島県浪江町の土木工事会社「ビルドアップ」が一部を下請けした。工期は昨年11月17日から今年3月15日で、14人が作業にあたった。
 福島第1原発の作業員は、被曝線量を管理するために、東電が用意した線量計を装着する。19日に東京エネシスから東電に「線量計を覆う鉛カバーを作製したのは事実だが、使ったとの事実は把握していない」との報告があったという。
 厚生労働省は福島第1原発の作業員の線量の上限について、事故直後は緊急作業のため250ミリシーベルトに引き上げていたが、昨年12月16日に通常時の「1年で50ミリシーベルト」「5年で100ミリシーベルト」に戻している。
 厚生労働省は労働安全衛生法に基づく省令で、事業主、事業従事者である東電職員の出向、派遣を自ら行わないんであろうか?、内閣府原子力安全委院での放射能汚染食品の人体試験をなぜ行われないんであろう?、死する大地の作物は安全であると内閣自ら食べて被曝、国民総被曝政策のトチ狂った政権、偽装工作、揉み消しと何でもアリ、不信感を抱かない人は、もはや存在しないであろう。 国益の為の政策は行われず、私的レベルでの攻防でしかない政策に、民主崩壊の危機、軍事独裁政権の復活か?原発事故で死の大地と化した、福島県、日本地図から消滅したのは、まだ記憶に新しい・・・、スケールを変えて、日本の行く末なのかもしれない。



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