2012年4月13日金曜日

誤魔化しが利かない、原子力事情

放射性廃棄物、放射能汚染の拡大は今もなお、拡散している。 放射能汚染を阻止できない現在において、安全と言う言葉はもはや、不適切な表現である。 原子力事故の問題点は、放射能汚染の増大が長期間に渡り、人身を蝕む事に他ならないのである。 そこに生活する人々がいる…、瓦礫処理が難航する最大の理由は、除染ができないからであろう。
管理された中では安全であると断言できる、管理下にあっては対処法などは確立されているから危険にたいして備えも十分である。 専門家がいて、研究員がいて、それなりの施設があって、計測を行っているのであるから、安全であると言える。
しかし、事故の場合は異なるのであるから、ほぼ、100%と危険な訳であるから誤魔化しは利かないのである。 調査が不十分で、明確ではなく利権で再稼働をさせたならこの国は滅ぶであろう。 世界の頂点、放射能産出国、東洋の核処理施設となるのは時間の問題である。 世界で注目され、今世紀最大の災害の応酬といった、現在の日本の情勢下に激動する日本の姿が、見え隠れする。
 辛い思いを、吹っ切ろうとする日本人の国民性が事実から目を逸らさせ、御都合主義が国政を誤った方向へと進ませている事に、政府も国民も気づいてほしいものである。
一番の問題は、事実が公表されないままに、沈黙するメディアであろうが、インターネット上では様々な意見が、論議や憶測が飛び交い、収集のつかない事態となっている。
正しい情報が公開されないが故に、負の要因を誤張させる結果となったのであろうが、ある意味、関心の度合いが高いのであると言いたいし、それだけに問題の深刻さが伺えるのであるから、単に、経済性や利権などで、事を急ぐのではなく、配慮ある民政を行って欲しいもと要望するのであるが、政治という現場を知らない私には、悪口を連ねる事しかできない。

0 件のコメント:

コメントを投稿