2012年4月19日木曜日

放射能汚染の拡大

電力需要と言えば、電力不足であるのに間違いはないが、早急に再稼働を強行する政府の姿勢が気になるのである。 暫定基準を緩め、調査員を買収し便宜を図る政策が罷り通る日本の政策が、より危険な状況下を生み出しているのである。 国内においては、電力不足と言った理由で再稼働を促進するが、他に多くの問題を孕んでいる事を結果的に裏付けてしまったのである。
飛躍した疑問になつてしまうが、夏場の電力不足に対応するための再稼働、気持ちはわかるが、あまりにもお粗末すぎる猿芝居に、呆れるとともに国政そのものに不信を抱く結果となってしまった事実、日本の政治の限界と暴走する内閣は、手におえない原子炉のようなものだ。 内閣が分裂反応を引き起こし拡大しつずける問題は、国政レベルの枠を完全に超えてしまった放射能の拡大と同じ勢いで暴走し続け留まる事をしらない自然が振るう猛威のようであると言えよう。 我々は、ただ静観するだけの傍観者、喜劇が悲劇にならないように祈るしかないが、暴走する原子炉をとめる唯一の手段は核爆発する以外にない、原子力自爆がもっとも簡単な方法であろう?テポドンの標的、原発跡地の残留放射性物質を核爆発で焼失させる方法があるが、核実験を行わない我が国は、原子力発電施設は廃止せねばなるまい。 原子力発電開発当初は、経済的でクリーンな新エネルギーであると言った誤った認識のもとに開発が進められ、研究された技術であるが、核抑止力への技術は不完全な技術であり、今後の課題となる事を、国家存亡をかけてではなく、国家破滅をかけて学んだのが、21世紀の日本の原子力発電所の事故である。 この事故は、津波による被害で、自然災害と言われるが、安全面の不備、配慮の欠落が生み出した事故であり、明らかに人災であると断定しているが、それらお否定するかのように、調査を行わず発評する学会の安全性の欠落、認識不足の欠落がより深刻化した問題であると再認識するのと同時に、再発する人災事故の危険性が高まる要因となったのである。 事故報告の過少に報告、事実の隠ぺいと言ったことが、常日頃から行われている事を物語った、事故対策の狼狽振りは、お見事でテレビ番組の中では傑作中の傑作である。
このような状態で、「安全です!」と言われて信用する国民は、もはや国内にも存在しない、いってる本人自身も信用は決してしていない訳であるのだから。

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