2012年4月16日月曜日

福島原子力埋没センター

メディアでは、全く取り上げられなくなった原子力発電事故は世界的に注目視されている昨今、今も尚、症候状態を保ったままである。 政府のイメージを悪くす行為を行うことは民放業界には致命傷であるから、報道の自由は奪われたと言っても過言ではない。
官僚天下り先の為に用意さあれテレビ局としては、従わざる負えないマスコミ側の当然の対応であろう。 民間放送の報道限界、テレビ離れの大きな一因であろう。(確かに、面白くないし、暇つぶしにもならないと思うし、NHKはもはや論外である)
さて、暫定基準を引き下げ都合の良いように確保された安全性で再稼働となる福井県大飯原発は、利権目的で住民の理解を偽装して再稼働される事になったわけであるが、核保有といった観点からわ必要不可欠な財源であると言えよう。(原子力発電には、反対である私が言うのも矛盾しているが)
言いたいことは、行政が裏工作、買収して作り上げて、でたらめな暫定基準が安全であると言う事実が罷り通るこの世の中で、政府への威信はもはや保たれないのである。
暴走する内閣の分裂、激動の日本始末記、題材が増え続ける日本、案外面白と思えるのである。
それはさておき、昨年の事故、日本に放たれた第三の核エネルギー、自爆暴走中の原子炉は冷却不備の為に汚染域を拡大中で、飛散する放射能は隣接する県への被ばくを拡大させ、半世紀は立ち入り禁止区域、国土を消失させてしまったのである。 国内の核実験施設が誕生したわけである、あらたに原子力発電所埋没センターの土地を政府はやすやすと、手に入れたのである。
福島県民を地方へ、移民させる事に成功した鮮やかな手際、暫定基準を変えれば、半径数百キロ内の住民を締め出す事が可能な訳であるから、避難世帯、賠償保障問題は地方行政の壊滅と数百万の難民を産み出すのであるから、こちらの暫定基準も変えて頂きたいものである。
避難区域の暫定基準は変えられないが、安全基準は簡単に変えてしまいそれを強行する内閣は、自滅の選択を行った事に気付く事を学ばなくてはならないのである。
総人口の一割、これらの人々への賠償保障、被ばく者救済で財政は破綻した日本は国民総被ばく、国民全てが被ばくしたのに等しいのであると言えよう。
付け加えて言えば、汚染された環境、土壌からは、汚染された物しか栽培されないのと同じで、腐った政党、政府からは腐った政策、行政しか行われないのが真理であろうから、原発の跡地は、原子力施設への利用か原子力埋没処理センターとして利用する以外に術はない。


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