軍事独裁政権の復活か

原子力、核兵器と直結させる訳ではないが、原子力発電の利用には反論を唱えたい。
天然ウランの濃縮による、原子力は危険である。　何が一番危険なのかは、原爆で被爆している日本という国が一番理解して、国力を上げて、原発に反対せず、その逆を行っている原発推進国家である事が、問題である。　国家自体が核分裂を引き起こして、空転していては纏まる話も、纏まらないし、国会は議員の居眠り擦るところではないが、居眠りするのも仕方がないと言えよう。
問題のすり替えが、多いのであるから空転し、進展なく議会が繰り返されるのは当然であろう。　ただ、原発は、軍事独裁政権の復活の兆しである象徴とも言える。　国が配備した原子力施設、国家権力なくして、建造される物ではないからである。　政治、経済、軍事といった事が要因であるのだから、当然、民間企業で処理できる問題ではないし、東電が他人事のように平然と「値上げや、再稼働すれば・・・」と言った無責任な言動が、東電幹部から発言されるのも無理のない事であろう。
保険会社は、破たんし債務の放棄、災害史上最多の災害保険金額であるのだから、保険会社は倒産するであろうし、保障など出来る訳もないのである。　責任の所在は、国の政策に原発が盛り込まれている事であり、国家レベルで原発が運営されていたからに他ならない。
　住民の反対の少ない地域、地方自治体が牛耳る地方行政が行われる地域ばかりを狙っているので、話は簡単である。　全国五十数基の原子力施設がある日本核列㠀は、あまりにも危険なところであり、今も尚、海域汚染は、進行中であり、海洋への放射能汚染、廃棄は留まることをしらない。
 軍事独裁政権の復活か！、疑問が浮上するのであるが、軍事要塞としての日本を考えれば、事実上、軍事目的の為の島である、日本が標的となるのは仕方がないのである。