2012年3月15日木曜日

福島第1原発の事故で東電と国を集団告訴


福島第1原発の事故で東電と国を集団告訴へ 業過致死傷の疑い

2012.3.14 23:17 東日本大震災
東京電力福島第1原発の事故を防げずに多くの人々を被ばくさせ、近隣の入院患者らを避難途中に死亡させたなどとして、福島県の二つの市民団体が、東電幹部や原子力安全委員会、経済産業省原子力安全・保安院幹部ら国の責任者について、業務上過失致死傷などの容疑で福島地検への告訴を検討していることが14日、分かった。
市民団体は「脱原発福島ネットワーク」と「ハイロアクション福島原発40年実行委員会」。5月中旬にも福島地検に告訴状を提出する計画で、福島県民の参加を募り千人規模での集団告訴を目指す構え。
大量の放射性物質を拡散させたことに対し「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律」違反容疑での告訴も検討する。ネットワークの世話人を務める佐藤和良いわき市議(58)は「あれだけの大事故を起こしながら、誰ひとりとして刑事的な処分を受けていないのはおかしい」と話している。

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