2012年3月10日土曜日

核燃料再処理事業


 使用済燃料を再処理することにより有用なウランとプルトニウムを分離した後、放射能レベルが高い核分裂生成物が残ります。この放射能レベルの高い核分裂生成物を高レベル放射性廃棄物といいます。これらは、溶融炉の中で溶かしたガラス原料と混ぜ合わせ、キャニスター(ステンレス製容器)に入れ冷やし固めます(ガラス固化体)。安定な形態に固化した後、30年から50年間冷却するための貯蔵を行い、その後、地下の深い地層中に処分することを基本的な方針としています。
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿